呉竹「ink-café おうちで楽しむ私のカラーインク作り/キットとからっぽペンカートリッジ式」

呉竹より一部店舗で 2月5日に先行発売、3月9日に全国発売の人気シリーズ「からっぽペン」の新作「からっぽペンカートリッジ式」を使ってみました。

中央左の長い2本が新登場の「からっぽペンカートリッジ式」(新製品)、中央右の短いものが「からっぽペンほそ芯」です

からっぽペンとは?

インクが入っていない「からっぽ」のペンで、自分でインクを入れて簡単にペンを作ることができる商品。ペン先はほそ芯とほそ筆芯があり、どちらも使い切りとなっています。
この商品は2020年に開催された「文具女子博 2020」にて「第4回文具女子アワード」の優秀賞を受賞。また、「文房具屋さん大賞 2021」では大賞を受賞しています。

作り方は簡単。
ペンとして使いたいインクを容器にとり、綿芯の8割程度のところまでインクを吸い上げます。
その後、綿芯を容器から引き上げ、ティッシュなどで周りについているインクを拭き取り、ボディーに入れて栓をします。
綿芯に染み込んだインクがジワジワとペン先へと進み、ペンの完成です。

同じく呉竹から発売されている【ink-café おうちで楽しむ私のカラーインク作り/キット】で自分好みの色を作り、簡単にペンが作れるのはとても楽しいのです。

通常、万年筆インクは混ぜることができないため、自分の欲しい色を自ら作り出すことはできませんでした。ですが、この ink-caféではピンク・イエロー・ブルー・グレイ・透明(色を薄めるために使用)を好みに合わせて混ぜ合わせ、作り上げたインクを保存する容器も用意されています。

しかし、からっぽペンには一つだけ残念ポイントがありました。 それは、綿芯に染み込ませるため、インクの成分の一部が綿に吸着することにより、インクの色が薄くなってしまうことです。

それだけに新発売の「からっぽペン カートリッジ式」に期待が高まります。 なぜなら、綿芯を使わずカートリッジからインクがペン先に補給される仕組みだからです。 この方式はより万年筆に近いインクの使い方と言えます。

各ペンのペン先。右から「からっぽペンほそ芯」「からっぽペン 細筆カートリッジ式」「からっぽペン 毛筆カートリッジ式」

まずは、ink-café で作り上げたオリジナルのインクを、ガラスペン・「からっぽペンほそ芯」(綿芯に染み込ませるタイプ)・「からっぽペン 細筆カートリッジ式」「からっぽペン 毛筆カートリッジ式」を使って筆記時の色を比較しました
(使用した用紙はグラフィーロです)

ガラスペンほどの濃さはないものの、十分に濃い色が再現されています。

ペン先違い2種類あるカートリッジ式の使い方は簡単です。 使用したいインクをスポイトで、付属(2本入っています)もしくは別売りのカートリッジ(5本セット)に詰め込みます。

この際、スポイトの先をしっかりとカートリッジに差し込むとインクが入れやすくなります (入れ方が浅いとインクが飛び出す恐れがあります)。 その後、ボールをカートリッジ上部に当て、指の腹で押し入れ栓をします。

きちんと栓をすると逆さまにしてもインクが漏れません

出来上がったカートリッジは「細筆」もしくは「毛筆」のペン先軸後方部に差し込むことで、栓となっていたボールがカートリッジ内に入り、蓋が開いてインクが出てきます。 軸には予備のカートリッジを1本入れられる(使用中のカートリッジを含め2本入れられる)スペースがあります。

カートリッジ式のペンのいいところは、色の濃さだけではありません。 従来品は使い切りでしたが、今回はカートリッジを取り替えることでペン先を使い続けることができます。

また、しばらく使用しなかったために乾燥してしまい書けなくなったペン先軸は水またはぬるま湯を使ってクリーニングすることで再び使うことができます。

そして、筆先が傷んでしまったときには替ペン先を購入し、使い続けることができます。
私は筆で書くことに慣れていないため、細筆の筆記がとても気持ちよく快適に感じました。
レタリングや書道経験のある方には毛筆もおすすめです。

自らでつくりだした大好きな色をカートリッジに詰めて、お友達とお揃いで使ったりするのもいい ですね!

注釈:カートリッジは交換できますが、その場合、別の色のカートリッジに交換することは推奨されていません。ペン先のインクを完全に洗い流せる構造ではないからとのことです。あくまでもペン先1つに対してink-caféで作成しカートリッジに詰めた同色のインクを使い続けるだけにするのが良さそうです。色を変えたい場合は別売りのペン先を購入することもできます。